ダークサイドスキル: 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技
『ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技』
木村尚敬 著
- 財務会計スキル、プレゼンスキルなどの「ブライトサイドスキル」も不可欠なのは間違いない。
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でも人や会社を動かすにはC(調整)N(根回し)D(段取り)の「ダークサイドスキル」が必要だ。
- いつでも「使えるヤツ」を色んな場所でタラしこんでおけ
名前に惹かれてAmazonでポチった。読んでみれば書いてある内容は「あー、いるいるこんな奴www」「だよねー、そだねー」なんてついつい考えてしまう。その結果、本書で語られるダークサイドスキルの使い手が知っている誰かと被り始めるともう面白くてしょうがない。あの人すげーなー、役員連中ごっそり納得させて帰ってくるもんなーいつも。でも突然厄介な仕事笑顔でこっちに振ってくるんだよなー、断りにくいし。あ、これってオレ使えるヤツとしてタラしこまれてるのか!?なんて。
でもなんだろうな。「調整」とか「根回し」って言葉が僕は大嫌いだ。会社の利益のためにやるんだったら自分の立ち位置とか最優先じゃないでしょ。アドラー心理学じゃないけど、ひとつ上の大きな共同体感覚で考えれば良いじゃないの、なんて思ってしまうので、無駄、エネルギーの浪費という感覚が抜けない。しかしながらそんなやり方をしていてもやりたいことは進まないので、結局心の中で不平不満を言いながら調整する訳だけども。この本を読んで「少しだけ」だけど、調整というものに前向きなイメージを持つことはできた。段取りは大好き。ガントチャート作ってる間が一番ワクワクしてる。で、ガントチャート作り終わって満足感に浸り、ふと我に返った時に「結局何も終わってないwwwww」って絶望するのも好き。
いつか社長になったら、好き勝手仕事しよう。そうしよう。