決まったら考えるよ。

思いついたことそのまま書く。髭剃り、読書、仕事、考えたこと、調べたことを備忘録代わりに。慶應通信で大学生もやっています。

経営企画部で見た色んな人たち

「経営企画部」に異動になると聞いて、当時散々ググった。

ググった結果わかったことは、経営企画部にも何パターンかある、ということ。3年程度だったけど、中小企業に毛が生えた会社で僕が経営企画部に所属して体験したことからまとめてみた。

 

1. 事務局型

一言で端的に言ってしまえば、「プロ事務屋」である。こういったタイプの経営企画部、もしくは構成員に求められるものは、ステークホルダーなど外向けの文書作成能力、推敲能力、Officeスキル(特にWord)である。あとはこういったタイプであれば、社長や幹部から落ちてくる全く腹落ちしないミッションを社内メールなどを利用して配信したり、株主総会の準備をしたり、ステークホルダー向けの説明会手配をしたり。いわゆる「調整」「根回し」「段取り」と言われるダークサイドスキル。

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2. 数値参謀型

このタイプは「Excel職人」という形に近い。上層部の「○○という過程で、▲▲の投資を考えると売上はどれくらいになる?」とかフワッとしたコメントに対して数値的な情報を収集し、資料作成するタイプ。会社にもよるだろうけど、基本的に部署が違えば数値集計フォーマットも違い、同じ数値を出せと言ったはずなのに毎年違うファイルが提出されたりする中で「ExcelExcelの通訳」という能力が求められる。その能力は部署によってはスパゲッティなExcel関数の知識、会計などの知識と言い換えられる。また、このタイプは事業計画数値の集計も担当することも多々あり、個人に仕事がはりつく危険なタイプ。

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3. 情報屋型

このタイプは席にいない。基本的にどっか違う部署の人と話し込んでる。場合によってはフラッと出張に行ってるケースもあったりする。他部署や他店舗の人間と話し込んで、問題を認識して課題だけ持って帰ってくる。てめぇ仕事しろやwwwwと、なるが職場のゴシップからナイスな新規事業アイディアなど持ってくることもあり、意外と捨て置けない。以上に対人スキルが高いタイプなので、経営幹部クラスの接待や、他企業との折衝・交渉でも光ったりする。あとは数値参謀型に資料作らせて情報屋型にプレゼンさせるとなんか格好がつく。

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大企業は知らんけど、ウチの会社クラスだったらとりあえず突っ込んでみて、必死で勉強することにはなるけれど全体感がなんとなーく見えるようになるし、いろんなプロフェッショナルがいるからいい刺激になるんじゃないかなぁ、と思います。

 

僕どれだったのかなー。1も2も3もやったなー。

でも仕事が多かったのは2かな。資格で言えば財務3級と簿記2級が役に立った。

 

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