慶應通信、wordでレポート作るときのショートカットやらなんやら
意外とググっても出てこなかったので、備忘録替わりに。でもwordの文書に数式放り込みまくると何故か固まる(おま環か?)し、コピーしようもんなら間違いなく固まる(これも?)からMicrosoftさんなんとかしてくらはい。
覚えているとちょっと楽なショートカット
コマンド | 効果 | 備考 |
---|---|---|
上書き保存 | Ctrl + s |
なんなら1文書くごとに押す(僕は) |
文字数カウント | Ctrl + Shift + g |
そろそろ文字数いったかな?あ、まだ? |
数式挿入 | Shift + Alt + - |
論理学とか数学系で大活躍。詳細は後述 |
数式挿入中の記号のショートカット
論理学で使うようなヤツ
表示 | 入力 | 意味 |
---|---|---|
→ | -> | ならば。やじるし |
⇒ | \Rightarrow | このやじるしは強い |
¬ | \neg | 違う、そうじゃない |
⋀ | \wedge | 「かつ」ってやつ |
⋁ | \vee | 「もしくは」ってやつ |
∀ | \forall | 「すべての」って意味 |
∃ | \exists | 「存在する」って意味 |
論理学のレポを書いた(まだ合格していない)程度だけど、これくらいの入力が使えると楽だった。
経済学とかで使うようなヤツ
表示 | 入力 |
---|---|
xに下付きのa | x_a |
xに上付きのa | x^a |
∑ | \sum |
…結構使った気もしたけど、この程度しか使ってなかった。まぁ複雑な記号入力するときはリボンから引っ張ってきた方が早いしねぇ。
経営数学で使うようなヤツ
行列
wordで行列を打ち込むときはちょっと気合が要る。打ち込みと結果の例としてはこんな感じ。
- 最初に
(\matrix (
を打ち込む。最初の(
が行列の左括弧になる。そして、\matrix
と打った後のスペースで\matrix
は■
に変化する。 - その後、
(
に続いて行列の成分を打ち込んでいく。
- 上例を実際に打ち込む。行成分は
&
で繋ぎ、列成分は@
で繋ぐ。 - 上例であれば、以下のような打ち込み。
a_11&a_12&a_13
までが1行目、その後@
で繋いでa_21&a_22
a_23が2列目、
a_31&a_32&a_33`が3列目
上付き文字の特殊型
上の画像みたいな、なんとかバーとか、なんとかハットとか。リボンから持ってくるの面倒臭いヨーって方はこの方法が良いと思います。
ただ単に\hat
って打つと
こんな感じ(よくわからん)。通常であればこのあとに左カーソル入れてから\beta
とか打ち込んでβハットを完成させるんだけど、スペースを1回余計に押すだけでだいぶ快適に打ち込める。
こんな感じ(センタードットは半角スぺース)。これだけ打つと自動的にβの上にハットが移動する。先のYバーであれば、Y\bar
ってこと。これ、便利。
数式の改行
こんな感じで数式の中で改行したくなったら、改行したい場所を右クリックして、「任意指定の改行を挿入」を選ぶ。で、改行された後で、Tab
を何回か押すとちょうどよい位置まで動かせる。
数式に番号を付ける
レポート書いてると数式に番号付けて説明したいな~…なんて時がたまにある。そんなときは数式入力モードにして、以下のように入力しましょう
ここからエンターを押すと…
どーん。ページ右端に指定した番号が出るようになります。
こんな風に色々設定できるよ
手書きレポート用紙転記用の原稿用紙設定
手書き科目はwordで原稿用紙設定にして文字を打ち込んでから、その画面を見ながら写経すると良い。記号とか段落とか、どこで文字数間違えたかが凄くわかりやすくなる。
レイアウトタブの原稿用紙設定をクリック
罫線の「スタイル(S)」を、マス目付き原稿用紙に設定し、文字数×行数を20×20に設定する。罫線の色を青にすると手書きレポ用紙っぽくなったりする
これで設定完了。あとは画面に映された原稿用紙通りに写経すればおっけー。手書きレポの際はこの機能が便利。地学で大活躍だった。
ワープロ印刷設定
最近はweb提出可能科目も増えてきたので意外と印刷しなくてもなんとかなるのですが、なんだかんだ印刷させられたりする。という訳で設定はこちら。
おわりに
これからレポート書く度に「お、これいいじゃん」なんて思いついたら追記していきます。あとはなんか面白いのとか便利なのないかなー。