職場のコーヒー、コスパ考察 続
1. 序論
1-1. 現状整理
自分で書いたこちらがきっかけ。
現時点での結論は、自販機で毎日70円コーヒーを買うくらいなら、紙コップとインスタントコーヒーで自分で作る方が良い。で、サーモマグならさらに良い。というもの。
基本的にはたぶん問題無いんだけど、「自分で作る手間」とか「マグを洗う手間」というものは存外に無視できないものなんじゃないだろうか、考慮してみたらどんなもんになるのか、というのがきっかけ。ちなみに、某カラオケ業の社長さんの話を聞いたときに、「アルバイトさんが『何歩歩くのか』ということを考えてレイアウトを作成し、人件費コントロールをします。」と、聞いたことがある。そこまで考えるのか、と素直に関心したことがある。やっぱデカい会社の創業者はすげーやなー。そだねー。
1-2. 前提条件設定
- 1日1杯コーヒーを飲む
- 1杯70円の、「自販機」パターン
- 紙コップ+インスタントコーヒーの「紙コップ」パターン
AGF ブレンディ スティック カフェオレ 大人のほろにが30本
シモジマ ヘイコー 二重断熱カップ 8オンス クラフト 25個入
- サーモマグ+インスタントコーヒーの「マグ」パターン
AGF ブレンディ スティック カフェオレ 大人のほろにが30本
thermo mug(サーモマグ) マグ NAVY M16-40
- 「紙コップ」と「マグ」のパターンにおいては木製使い捨てマドラーを使う(混ぜないと飲めたもんじゃない)
- お湯の代金は考えないけど、歩く距離・時間の角度からコスト化する
- 洗う際の洗剤や水の代金は考えないけど、これまた歩く距離・時間の角度からコスト化する
- 自販機を基準とすると、お湯を確保するのに10秒ロスする
- さらにマグの場合、コップ洗浄で60秒ロスする。
- コスト化するにあたり、「時給は2,000円」と設定する
- その他は前回考察に準ずる
…なんか自販機贔屓過ぎるかな。僕は安易に紙コップコーヒーセットを購入したことを自分自身で納得していないのだろうか。アドラー心理学のような立ち位置から考えると、「紙コップコーヒーセットを買ったことを満足しないことを目的に、この検証をしている。」ような。ちなみに紙コップコーヒーセットはまだ自宅に到着していないので、使ったことがない。つまりフロイト的な原因論のような(以下略
フロイトの精神分析 (図解雑学-絵と文章でわかりやすい!-)
2. 本論
コストにはイニシャルコスト(初期費用)とランニングコスト(継続費用)が発生。イニシャルはサーモマグ(1,836円)のみ発生となるため、まずはランニングコストだけで比較。
あれ、これ答えもう見えた気がする。
これをグラフにしてみると…
0日~100日区間のグラフ。紙コップがずーっと優位。もう傾き見るだけで結論見えた。紙コップがベストです。コスパ。サーモマグは初期費用が重いってのもあるけど、やはり洗浄コストが馬鹿にならない。これは直観で紙コップセットを購入したオレ勝利。サーモマグの暖かいコーヒーがなんぼのもんじゃい!コーヒー1杯あたりの得られる効用は同値って自分で定義してるし!(´;ω;`)ブワッ
とはいえ、サーモマグも傾き的には自販機に勝ることは見ただけでわかるので、どこかで優位が逆転するのでしょう。という訳でさらに長期間のグラフにしたものがこちら。
マグと自販機の累積費用逆転は160日前後。1か月の出勤日数が20日という定義から逆転までは8か月ほど。逆転したところで紙コップとの差額は4,000円強まで広がってますが(´・ω:;.:...
3. 結論
紙コップコーヒーが最良コスパ。良かった。直観は間違ってはいなかった。
4. 悪魔の囁き
サーモマグはこの考察結果だけを見るなら惨敗である。意識高い系の証明に他ならない。だが。だがしかし。まだ奥の手が存在する。
4-1. コップ洗浄は2日に1回だけ。ちょっとくらいいいだろパターン
少しだけ悪魔に囁かれたので、良心の呵責に耐えながら妥協する現在の戦うサラリーマン。
4-2. コップ洗浄は5日に1回だけ。週に1回も洗えば十分だろメーン
悪魔の囁きにほぼ負けているパターン。だが最後に一線は超えていないという虚しき虚勢。
4-3. 洗 っ て た ま る か
超越者。
それぞれのパターンで一応考察。
当然スタートダッシュは紙コップが優位。しかし、悪魔に魂を売った結果、5日に1回しか洗わないパターンでは120日前後でコストが逆転。完全に悪魔に乗っ取られた洗わないパターンでは100日時点でコスト逆転。2日に1回という半端な魂の売り渡し方では逆転に至らず。何事も突き抜けねばならんな。
何?不衛生で病気になる?通院代を考えろ?('A`)ヴァー