はる。
先日、半年間預かっていた社員の異動に伴う送別会を実施した。
「今までの上司の中で一番でした!ありがとうございました!」
とは言われたものの、ヤツの会社経験はたかが3年。経験した店舗は2店舗。つまり上司も5~6人。全体で300人近く居る社員の中、たかが5~6人の経験で「今までで一番」というワードは事実なんだろうがなんかひっかかる。それと同時にその台詞を吐くことで今までの上司の評価が下がることになるとかそういう想像力は働かなかったのだろうか。などと頭は過ったが、
「今までで一番出来が悪くて、一番真面目な部下だったよ。」
と返しておいた。
で、美談にしようかと思ったら
将校には四つのタイプがある。利口、愚鈍、勤勉、怠慢である。多くの将校はそのうち二つを併せ持つ。
一つは利口で勤勉なタイプで、これは参謀将校にするべきだ。
次は愚鈍で怠慢なタイプで、これは軍人の9割にあてはまり、ルーチンワークに向いている。
利口で怠慢なタイプは高級指揮官に向いている。なぜなら確信と決断の際の図太さを持ち合わせているからだ。
もっとも避けるべきは愚かで勤勉なタイプで、このような者にはいかなる責任ある立場も与えてはならない*1ハンス・フォン・ゼークトーWikipedia
まんまこれになりそうで家に帰ってから己の失言に気付く。
部下の失言(?)に失言で応酬する上司。あぁ、今年の春も失敗で始まりやがったw
ヤツが気付かないことを祈ろう。