『どうして会社の都合であちこち転勤しないといけないの？と思った時に読む話』への賛同
ちょっと前にこんな記事が。
素晴しい。もっとこういう話題を是非色々な人が突っ込んで書いていって欲しい。ちなみに僕の勤める某企業も全国に拠点があるので問答無用で転勤指示が飛んでくる。故郷から離れて１２年。もうおそらく戻れない。（戻る気も無くなってしまったが）
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本来の意味で転勤が必要な理由
企業側の立場で書くと、転勤は必要不可欠なプロセスであると言えてしまう。
- 売上獲得を目指して新天地へ出店
- 新天地での人材調達で全員揃えられない（ノウハウ無いから）
- 既存地域でノウハウを持つ人間を派遣し、新天地での体制を確立
- ノウハウ確立する頃には信頼関係も出来上がって土着せざるを得ず…
物凄くざっくり書くとこんな感じでしょうか。ノウハウなんてグループウェアとかなんらかのコミュニケーションで完結しろよ！って声が聞こえてきそうですが、１から１０までノウハウを電話やらグループウェアで伝えるくらいなら人を派遣した方が安上がりになると思います。残念ながら。だから企業としては「新天地での事業開始に至っては転勤は合理的な選択」という訳。
最近の転勤
しかし最近の転勤は、
- あいつここの支店長いから
- 誰かと癒着しているかもしれないから
- 会社への忠誠心を試す試金石
ということがまぁ多いこと多いこと。そもそも気になるんだけど、１点目の「あいつここの支店長いから」異動をさせる意味は何なのかが全く理解出来ない。人事権を持っている奴らは会社内の人事権を持っている「だけ」であって、異動によって激変するその人の生活には何の権限も持っていないだろうに。そして２点目の「誰かと癒着しているかもしれないから」これはそもそものビジネスの成り立ちが『癒着そのものである』ということを無視しているではないか。社長と社長の癒着の結果だろうが！ビジネスなんざ！と、ものすごく僕は感じるのです。だって飲み会の場所で仕事決まったりするじゃん。マッチング次第じゃん。もう出会い系と一緒じゃん。仕事の成り立ちなんて。そして３点目「会社への忠誠心を試す試金石」これはよくある家を買うと異動させられるアレですな。こんなことさせられるから余計に忠誠心が削られると思うのは僕だけなのか。
じゃあどうすれば良いのか
多少の異動はあっても良いと思うけど、「異動によって得られるインセンティブ」をはっきりとさせて、本人の考えるデメリットと比べさせて結論出させなよ。インセンティブが小さかったら異動しない！ってなら会社はどうしても異動させたいならインセンティブ詰めば良いし。でもそれが将来の出世に関わるってのは無し。その会社で過ごした結果の将来なんて不明確だし、作為的過ぎる。だから引っ越し代全部持ってあげて、交通費も全部出して、帰省費用も出してあげるとか。そんなことしたら会社がつぶれる！なんていうなら潰れてしまえ。会社のいいように異動させられて家庭が潰れるほうが問題だと思うもの。…とか言って実際に自分が「異動！」って言われたら泣きながら単身赴任するんだろうな…今までもそうだったしさ…。サラリーマンは辛い(´・ω・｀)
