(*´・ω・)(・ω・`*)ネー『日本人は礼儀もアップデートできていない。礼儀2.0世代が感じる「相手の時間を奪う」非効率なマナー』
拾い読みから久しぶりにストライク。
社会人になって誰しもが一度は受ける洗礼、「礼儀がなっとらん!」ってやつ。この礼儀ってやつは一体誰の為のものなのか、何の為のものなのかと問えば、
「相手の為のものであり、相手に敬意を示す為のものである」
と、僕は習った。その回答に納得がいったかいってないのかと聞かれれば「理解はしたが納得は出来ない」というのが正直なところ。しかし会社では僕個人につく面倒な役職も存在する為、「納得できねぇからやらねぇよ」などという自分の心に素直に立居振舞うことも出来ないチキンハートよんごうき。
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今の礼儀
僕の会社には銀行から再就職した役員がおり、ただの野蛮人集団だったウチの会社に「礼儀」という楔を打ち込んだ張本人である。
- 飲み会の翌日は朝8時までに御礼のメールを送れ
- 飲み会お呼ばれは必ず手土産を持っていけ
- 飲み会最中は常に気を配れ、コップを空にさせるな
飲み会ネタばかりだが、このあたりは言われればストンと落ちる。朝8時という時間設定だけは理由が明確にわからず少しモヤッとするが。基本的にこれらは「相手に対して時間を割く」ものがメインであり、「相手の時間を奪う」といった類のものではないので良い。しかし…
- 相手より先に座るな、上司より先に座るな、勧められるまで立ってろ
- 商談中にPCで議事録作るな、手帳を使え
- スマホでスケジュール管理するな、手帳を使え、しかも小さい手帳だ持ち運べ。
- メールを送ったらそのことを電話して伝えろ
- 案件あるならとりあえず電話しろ、グズグズするな
これらには全くもって納得が出来ない。言われて対応することは可能なのだが効率が悪い。そしてこの効率が低下することは相手にも影響してしまう訳で(議事録の作成が遅れる→相手に議事録が渡るのが遅れる→次のステップが遅れる)、なかなかわからない。あとはなんだろう、電話文化か。メールしてから電話しろよ!って怒られたときはマジかよ意味わかんねぇって思った。これは銀行ではFAXを送る際、テストFAXを送って、届いたかどうかの確認電話を入れて、本番FAXを送って、FAX届きましたかの確認電話を入れるのが通例となっているからではないかと思われる(全ての銀行とは言わないが、地銀はこういったのが多い印象)電話って相手の都合関係なく繋がるから怖いんだよね。忙しくても電話鳴ったらでちゃうでしょ、よっぽどじゃなきゃ。んで、「今よろしいですか?」とか聞かれたら出てしまった以上「あ、はい」としか相手も言いようがないし(笑)
多動力
このあたりの話は、
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/05/26
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この本にも書いてあった。こちらは礼儀ではなくて、方法とかやり方、という観点から「今おかしいよ」という議論だが。ちなみにこの本で一番ストライクだったのは、
「平文のメール送ってきて、『詳細は添付のPDFをご覧ください』ってやつは読まずに捨てる」
ってやつ。黒ヤギさんかよwwwwでもすげぇわかるwwwwってなった。メール送ってんだからテキストで書いてくれれば問題無いのに、なぜ人はPDFを添付したがるのか。なぜ人はPDFに魅了されてしまうのか。
おわりに
礼儀はあって良い。ただ、記事にもある通りアップデートされていってほしい。現実を全て受け入れてその上で新たなマナーや礼儀を作るんだ!というものではなく、技術革新によって得られた効率化、時間をこういった過去に囚われた礼儀で無駄にするんじゃなくてさ、生産性につなげようよ、と思った。でも結局今の上司、役員なんかは礼儀の考え方は既に固まっていて、その組織で生きていく為にはその礼儀を重んじるしかないという矛盾。悩ましい。