Ctrl2Capを使ってCapsLockをCtrlキーに変更する(Win10)
CapsLockキーが何故そこにあるのか。今まで特に気にしたこともなかったし、その理由はわからないが、どうやらこいつは比較的良い位置に居座っているらしい。世間の声がひどいことになっている。
ちなみに僕もその例外ではない。使うシーンが思い浮かばないのだ。むしろこいつがあるせいで…
『パスワード通らないんだけど!』
とかそんな理由で呼ばれるのはまだ良い方で、
『このパソコン大文字しか打てないぞ!おかしい!』
などと怒り狂った内線がかかってくるという印象しかない。そしてその原因を電話口でやんわり教えてあげて、「覚えておいてくださいね」なんて口を滑らせるとその嫌味が30倍くらいになって帰ってくるから害悪以外の何物でもない。という訳で今回は…
「CapsLockをCtrlに変更する」
という設定方法を記しておく。
変更の前提
- CapsLockを「Ctrlキー」として使えるようにする。
- 既存のCtrlキーは「Ctrlキーのまま」使えるようにしておく。
- システム管理者にバレないようにこっそりと実施、戻すのも簡単
という前提条件で進める。この前提でミソなのは、「既存CtrlキーをCtrlキーとして残置する」というところである。誰かが自分のPCを触る際にCtrlキーがCtrlキーとして機能しないと…「あ、コイツPCになんかしたぞ」と一発でバレる。そしてシステム管理者に告げ口されようものならくどくどと一時間程説教されるというとんでもないロスが発生するからである。
必要なもの
このMicrosoftのサイトからCtrl2capというものをダウンロードしましょう。必要なものはコレだけ(・∀・)
CapsLockをCtrlにする手順
- Ctrl2capをダウンロードする。
- Ctrl2capを解凍し、Windowsフォルダとかわかりやすいところ(コマンドプロンプトで移動しやすい場所)に移しておく。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを起動して、Ctrl2capがあるフォルダまで移動する。
ctrl2cap /install
と打ち込むCtrl2cap successfully installed. You must reboot for it to take effect
と表示されたら成功。- コンピュータを再起動する。
これだけ。これだけで忌々しいCapsLockキーがCtrlキーとして働き始め、既存CtrlキーはCtrlキーのまま、という素晴らしい環境が出来上がります。
CapsLockが恋しくなったら
いつかまたCapsLockが恋しくなった時の為に戻す方法も記しておく。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する。
- Ctrl2capが格納してあるフォルダまで移動する。
ctrl2cap /uninstall
と打ち込む- おかえりなさい、CapsLock
これだけ。これであんなに忌々しいと思っていたCapsLockと再び歩を共にすることが出来ます。復縁おめでとうございます。
おわりに
僕は決してCapsLockキーを無くしたい!邪魔だ!と、思った訳ではない。全く機能的で無いにも関わらずこれだけの絶好ポジションに居座れる根性は本当に見習いたいと思っている。嘘だ。全てはHappy Hacking Keyboard(HHKB)の為である。
こいつを使いこなすにはCapsLockをCtrlキーとして使えるようにならなければならないので、泣く泣くである。CapsLockキーの名誉の為にこれだけは書いておかねばならないと思ったので書いた。後悔はしていない。
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