決まったら考えるよ。

思いついたことそのまま書く。髭剃り、読書、仕事、考えたこと、調べたことを備忘録代わりに。慶應通信で大学生もやっています。

両刃カミソリ、ちょっと浮気して電動シェーバーの巻。

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なんとなく、だが、ストイックで居たい。そんな風に思っていた。人に迷惑をかけないストイックってとてもカッコいいし。だから、人様よりも少しだけ良く知っているこの分野で、周囲の人達が当たり前のように「便利だよ!」なんて使っている道具を使うのは、両刃カミソリでブログを書いている僕においては、絶対にあってはいけないことなんだ。と、思っていた。でもなんか興味とタイミング買ってしまいました。電動シェーバー…。僕はこのまま両刃カミソリのブログを書くことは許して貰えるのだろうか。なんて少し悩んだりもしたけれど、楽しかったからブログに書いておく。



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買うに至った経緯(言い訳)

 今年のGWは平成~令和の移り変わり、世間は10連休ということであまり出かける気はしなかったのだが、妻の実家から「帰ってきてくれー」という悲鳴にも似たリクエストを受け、妻の実家に3泊4日程で行くことになった。

 ビジネスでの宿泊であれば大抵宿泊先はビジネスホテルなので、カミソリは不要。だが妻の実家となると話は別だ。義理の父親の電動シェーバーを借りるなんてなんか嫌だし、かといってわざわざコンビニで切れ味もよろしくない上に非経済的な使い捨てカミソリを買うのもなんか嫌だ。じゃあやっぱ両刃を持っていくか…とは思うものの、自分の家ではない、義理の実家でいきなり洗面所を15分、しかも大抵の人であれば見たことも無いようなけったいな道具を使ってるおっさんが占領するのもなかなかハードな占領戦になりそうだ。という訳で僕は、「いっそ髭を剃らない」という誓いで行くことにした。髭を剃らないと気持ち悪くなるくせに。

 そして妻の実家で2日ほど過ごしたある日。ふと寝起きで自分の頬を擦り湧き上がってきた感情は…

「わぁい気持ち悪い。ザラザラじょりじょり超気持ち悪い」

やべぇ超髭剃りたい。こんだけ伸びてたら両刃ならめっちゃ気持ちよく剃れる。でも両刃無い。コンビニ行って使い捨てカミソリ買って来て剃るか?いやせっかくここまで養生したヒゲをそんな無粋な道具で刈り取るなどヒゲに失礼だ…などと己の揺れ動く優先順位と感情による苛立ちだった。そこで寝ぼけ眼をこすりながらコーヒーを淹れ、己の優先順位と欲求を並べてどうにかこうにか現状打破をしようと考えてみた。

  • 髭を剃りたい理由は、「ザラザラじょりじょり気持ち悪い」
  • コンビニでカミソリを買えば剃れるけど、「高いし、ダメな道具で剃りたくない」
  • ザラザラじょりじょりさえ解決すれば我慢できそう
  • ということはこの長いヒゲをサクッと短くすることができる道具
  • サクッというのは洗面所を占領しなくて済むというもの(場所を選ばない)
  • そんなに短くできなくてよいので深剃り性能は求めてない
  • こういった緊急事態用に繰り返し使えるものが良い

あれ?これ電動シェーバーで解決出来そうじゃね?

そしてiPhoneを手に取り、Amazon経由で物色を始めた。


本事案における電動シェーバー選定ポイント

  1. 電源方式:充電式(電池を買いに走りたくない)
  2. メンテナンス:水洗い可能(可能ならば風呂場でも運用可能なもの)
  3. 性能:深剃り出来なくて良いので、肌触りが良いもの(つまりフィリップス系)
  4. 価格:替刃を交換するくらいなら使い捨てれるような価格(電動の替刃は高い…)

という4つで選定したところ…

こいつを選ぶことにした。お肌に優しいアピールがものすごかったのが決め手だ。「カミソリの〇〇倍やさしい!」なんて書いてあった。本当かどうかは知らんが。んで、やろうとすればウェットシェービングも可能ということで、なかなかおもちゃとしてはポイントが高い。こいつぁいいぜ!


その使用感と今後に関して

うん。なんだ。むっちゃ便利。

スイッチ入れて、ただ肌に当てるだけで髭剃り出来るとか革命だよな。なんで今までカミソリ温めて、石鹸泡立てて塗りたくって、ニヤニヤしながら鏡の前で2パスも3パスも15分近くかけて剃ってたのかな…と、一瞬今までの自分の趣味を全否定するくらいには便利だった。とはいえ、やはり深剃りというポイントにおいては両刃が段違いで優秀なので、普段はいつも通り両刃で。外出先や、時間のない日のちょっと伸びたヒゲ手入れに利用するのであれば全く問題無し。そんな感じの使い分けでちょっと両刃ライフにもメリハリを持たせながら生きていくことが出来そうだ。

で、こいつを買ったので憧れの「車の中で髭を剃りながら通勤するサラリーマン!」をやってみた訳だが、すごく合理的な時間の使い方が出来て良いとは思うのですが、鏡に映った自分があまりに間抜けだったのでもう辞めておくことにしました。あれはイケメンがやってると絵になるんだがな…。残念。