両刃カミソリ、手抜きの日
やっぱり面倒くさい髭剃り
僕は両刃カミソリでヒゲを剃るのが好きだ。それは嘘ではない。でも手間をかけて両刃カミソリでヒゲを剃るのがやっぱり面倒くさい日もある。それは事実。そしてそんな面倒くさい日は決まって大抵けだるい休日の朝で、けだるさに浸りながら午後までゆっくりしたいが外出せねばならない予定が入ってしまって、「ヒゲを剃らねばならない」という強迫観念が背中を伝う不快さを感じながら、ソファを立つことが出来ずに時間を浪費する。 だから写真撮ったりしながら面倒な日の、だるい感じの両刃カミソリを記録することで違うモチベーションにしてみようと努力してみた。
使うエモノ達
最近は台座の掃除をサボっているので少し汚い。
ミューレ TRADITIONAL クラシックレイザー・クローズドコム メタル R89
また今度掃除するから許してくれ、と、喋りもしない道具に言い訳をする。 そして洗面所に保管してあるヒゲ剃りに使えそうなものをとりあえず引っ張り出してくる。
ここらでカメラを担ぎながら髭剃り道具を並べているという異常な自分、そしてその異常行動を見つめる4歳の長男に気付く。
とりあえず存在に気付かないフリをした。
今日はダルいから固形石鹸から泡立てるような意識高いシェービングはしない。可能な限り楽をする。そして使いかけの刃ではなんだか気分が優れないので、3日程前に替えたばかりだが贅沢に刃を替えてテンションを無理矢理上げていくスタイル。
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刃の交換
このカミソリのヘッド部分をくるくると回し、
パカッとヘッドを取る。フェザーハイステンレスは刃包装時に使用されているワセリンの効果なのかなんなのかわからんけども、刃がヘッドにくっついてしまっていることが多いのでヘッドは気をつけて分解する。で、その後新しい刃を交換
写真中央がワセリンによって厳重包装された刃。下に見切れている小汚い刃が交換対象。これで無事に刃の交換が終了。髭剃りをする為に洗面所へ。
シェービング開始
とりあえずお湯を貯める。洗面所のフタが空いていることに写真を撮ったときに気付く体たらく。で、貯めたお湯にとりあえず両刃とブラシを突っ込んでおく。
ほら、温めたほうがなんか良く剃れる気がするし。あとは今日はとことんズボラを追求する両刃の日なので、貯めているお湯で顔をサラッを洗って気持ち蒸らす。
で、今日は固形石鹸を使わないのでシェービングボウルの出番は無いのだが、いつもの癖でブラシも温めたし、ボウルも持ってきてしまったのでシェービングフォームをシェービングボウルの中に出してみる。
見た目悪ぃな。 ※この後、あえてブラシを使用してフォームを塗りたくってみたが、もちもちの泡と密着感が売りこのフォームの良さを全て台無しにする大惨事となった。このシェービングフォームはそのまま手に出して使うべき。自戒。
ジレットシェービングフォーム ピュア&センシティブ 245g
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ひたすら剃る
で、この後は普通に上から下、下から上、奥から手前と3パス。剃り始めると楽しいので撮影しているヒマはなかった。しかし、ふと背中に視線を感じるので振り返ってみると、一眼レフをニンジャストラップで担ぎながらヒゲを剃り続ける親父の背中を4歳の長男がじっと見ていた。
「おとーさん、カメラ下ろせばいいことじゃん」
ふん。正論を押し付けたところで分かり合えるとでも思ったか。この青二才め。出直してきやがれ。
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