長女の考え抜いた経済活動 その2
圧倒的な搾取とともにほくそ笑む経営者気取りの父
先日のお手伝い開始より必死にお手伝いをしている長女。
変わったことは、その様子を見ていた次女(10歳)が「おかねほしー」という訳で労働市場に参入したこと。ちなみにこの労働市場においては仕事が有限であり、請負う労働者は金額変更の裁量も持ち合わせているのだが、姉妹という関係性からか、仕事を譲り合い、その報酬をそれぞれが得るという分業・協業というか、平和な労働市場が形成されている。それに一石を投じた駄目な父。
投じた一石
僕は普段、嫁さんが作ってくれた弁当と麦茶を入れた水筒をもって会社に行く。当然、帰宅後はその弁当箱、水筒を洗浄せねばならない。弁当箱は洗わないと次の日の弁当が作れないので、自分で洗うこともあれば、嫁さんが洗ってくれることもあり、義務感と主に洗う。だが水筒てめーはダメだ違う。洗わなくても別になんとかなるのである。だって入ってたの麦茶だし。なんなら会社で空になったら水でさっとあらって給水機から冷水補充するし。だけど洗わないのはなんとなく、気持ちがよろしくないのである日長女に…
「10円やるから水筒洗ってくれ」
と、頼んでみたところ快諾してくれた。あいつ良い奴だな。そうして10円を支払うことで毎日綺麗な水筒で麦茶を飲める幸せに浸ること数日。悪いことを思いついた。
よん「オレさ、毎日水筒洗ってもらうじゃん?お金払うじゃん?」
長女「うん。」
よん「おまえさんは『早くお金が欲しい』じゃん?つまり100円玉という銀色に鈍く輝く宝石が欲しい訳じゃん?」
長女「うん。」
よん「1か月毎日洗ってくれる、っていうなら『いますぐに』100円上げるよ?」
長女「欲しい!それでいい!」
ダンピング成功してクソワロタwwwwwwwwwwwwwww
よん「じゃあ100円を上げy・・・・」
次女「おねえちゃんソレ損してるよ!毎日10円のが良いよ!!!」
長女「( ゚д゚)ハッ!ホントだ!」
ダンピング失敗(´・ω・`)
娘が順調に育っていてお父さん悲しいうれしい。
いつかお金持ちになったら食洗器対応の水筒買おう。いつか。
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