東大首席が教える超速「7回読み」勉強法
東大首席が教える超速「7回読み」勉強法 (PHP文庫)
山口真由(2017)
雑なあらすじ
- 勉強は辛いモノ。だから最短で効果を出す「目的合理的」で考える。
- 読書には「平読み」「リサーチ読み」そして「7回読み」が存在。
- 「認知」と「理解」の違いを理解して7回読みで「網羅」せよ。
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雑な感想
タイトルが好きじゃない。じゃあなんで本を手に取ったんだ!というのは…
ほんまかいなw
— よんごうき (@siuso0633) 2018年5月8日
7回教科書を読むと脳が勝手に覚えてくれる! 繰り返し読み勉強法の驚きの効果 https://t.co/UQapfzLUfs
これ。現在慶應通信の勉強をする中でどうやって勉強をしていいか全く想像のつかない科目に対する武器が欲しくて、有象無象の情報の海に溺れていたらふと見つけたもの。当該ワードで検索を続けると意外と「これはいい!」とか「うまくいった!」というコメントを見つけることが出来る。…何らかの形で出力された結果が検索に引っ抱える訳で、そのそもそもの出力の動機は「個人的に気に入った」だとかポジティヴな感情なので当たり前だとは思うがw
それはともかく、全体構成としては著者がどのようにこの勉強法に行き着いたのか、そして著者がぶち当たった様々な障害(テスト)に対してどのようにこの勉強法を駆使してクリアしてきたのか。ということが書いてある。で、大事なのはとにかく「サラッと読む」「回数を読む」ということらしい。で、この回数を読む中で「認知」から「理解」へと進み、7回読み終える頃には「網羅」してまっせ。という内容。読むだけならとっかかりは楽だよね。「読むだけ」だからやや無味乾燥な気がするけどw
気になった言葉
「認知」と「理解」
「認知」と「理解」とは、似て非なるものです。
たとえばある文章を見て、「こんな言葉が書いてある」と視覚的に感じ取るのが「認知」。それに対して、イメージを汲み取り、意味を読み取り、メッセージを把握するのが「理解」です。
これが意外と理屈ではわかっているはずなのに、言葉で見るとハッとさせられる。そして普段教科書読む際、常に一発目で「理解」しようと読んでる自分にも。一発目で理解したい理由は「これ以上面倒な教科書を読みたくないから」なんだけど、一発目で理解しようと教科書を読むから疲れるし、そもそも辛くて苦しい勉強が余計に苦しくなっている、と。なんか流し読みでも良いよ、何回か読めばいいじゃないと言われると少し胸が軽くなる。
「本を開いてページをめくっているなら、読んでいるということだ」
このくらいの温度感らしい。
7回読みの全体像
1回目から3回目までかけて行った全体像の把握は、言わば輪郭線を描くようなもの。4回目と5回目で行ったキーワードの把握によって、輪郭線の内側に大まかな絵を描きます。さらに、6回目と7回目の内容把握で、輪郭線の内側の絵を詳細にしていくのです。
ここまでを終えたら、「絵」が出来上がっていると考えていいでしょう。
とにかくサラッと読む。で、4回目あたりから理解度が急激に上昇し始める。とのこと。この本を読み終わった段階で慶應通信の地学教科書は1回読了しただけ、だから当然効果は感じられていない。だからこんな書いてあるようにふわーっと網羅出来るのかどうかは現段階ではわからないけれど、記事に出会って、本も読んでみて、内容は咀嚼した。とりあえず1回くらいは7回読みをやってみて効果測定をすることにする。うまくいくといいな。
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