決まったら考えるよ。

思いついたことそのまま書く。髭剃り、読書、仕事、考えたこと、調べたことを備忘録代わりに。慶應通信で大学生もやっています。

カメラの沼

f:id:siuso:20180527111119p:plain 沼。そう表現される趣味が世の中には多数存在する。というか趣味って本気でやったら全部沼なんじゃないかと凄く思う。

www.picsim-blog.com

と、思ったら既に記事化されている。そして掲題にある通り、「カメラ」も言及されていた。しかも2つ。「カメラ沼」と「レンズ沼


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始まりは突然に

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 今はスマホを選ぶ際の基準のひとつらしいカメラ。僕は全く気にしなかった。そりゃ綺麗な写真が撮れるに越したことはないけれど、カメラを理由に機種を選定することはない。単なるにわかガジェオタの領域は出ないけれど、「最新機種」とか「最新機能」とか、「カッコイイ」とかそんなのが選定基準だった。そして、僕のGoogle Photoは仕事の視察写真、領収書写真、そんなもので溢れていた。しかし、ある出来事を境に沼へと沈みこむことになる。

「子供の運動会」

である。普段は本気の場所取りでそれなりに近い場所から撮影していたのでスマホカメラで十分だったのだが、転勤を機に引越した先の学校はそううまくいかなかった。なんと指定席制度なのである。これでは超遠距離からしか子供たちの写真が取れない。しかもスマホカメラはデジタルズームだから拡大は出来ても画像がシャバッシャバ!見れたもんじゃない!気付くとAmazonで「デジタル一眼」とか、Googleで「運動会 カメラ」など検索を続ける日々に突入した。

しかし思いとどまる

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 しかし。しかしだ。お小遣い制度である僕に買えるような値段のデジタル一眼などこの世には存在しない。いや、存在するかもしれないけどそんな中古とかボロボロのやだもん!いいやつ欲しいもん!という訳で指をくわえてショーケースを眺める少年のような気持ちでAmazonを覗いていた。

そして沼神様の降臨

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 あるランチタイム。職場の同僚にぽろっとカメラが欲しいけど高いからなかなか躊躇している。という話をした。そいつは何を隠そうカメラオタク。何台ものカメラを所持し、この沼につかり切った沼神様である。酸いも甘いも知り尽くし、「そんな半端な覚悟でこっちに来るんじゃない!」と怒ってくれると僕は思っていた。


「じゃあカメラ一台貸すからさ、触ってごらんよ。満足するんじゃない?」


 なんだこいつ神かよ。レンズ込みで10万近くするもんをそうホイホイ貸せるのかよ。神かよ。当時の僕はそう思った。今思えばあいつの口の端が不自然に歪んでいたような気がする、いや絶対に歪んでいた。あいつはそーゆーやつだ。

沼に沈むものに捕まる

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 そして彼から借りたカメラを担ぎ、子供たちといろんなところに出かけた。色々な写真を撮った。設定もロクにわからなかったけど、悪戦苦闘しながら。そしたらさ、すっげー楽しいの。子供たちと「今日はどこいこっかー」なんて言いながら出かけるの超楽しいし、写真を撮ってたまーに取れる奇跡の一枚を見て自分も超楽しい。そんでもって子供たちの写真がすげー勢いで増えるから嫁さんもきっと喜んでる(に、違いない)。という訳でいいことづくめ。だからこそどんどんと膨らんでいくのだ。物欲が。

片足突っ込む

 そしてついに手に入れてしまう。職権乱用して。



さらについているレンズが広角レンズだったので、レンズも勢いでポチる。



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そして今にいたる。先日はとある滝まで行ってきました。子供たちの写真を撮るのも楽しかったですが、とてもきれいな滝の写真が取れて大変満足しております。誰か僕にやっすいので良いので単焦点レンズを買ってください。お小遣いたりません。はぁ。沼に捕まった。

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書(改訂版)

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