決まったら考えるよ。

思いついたことそのまま書く。髭剃り、読書、仕事、考えたこと、調べたことを備忘録代わりに。慶應通信で大学生もやっています。

『パソコンのキーボードは,なぜABC順・五十音順ではないのですか』知らんがな

僕はキーボードがそこそこ好きだ。職場にメカニカルキーボードを持ち込み、家でもメカニカルキーボードを使い、買おう買おうと思っていながらなかなかRealforceとHHKBに手が出てないから意味も無くお小遣い倍になれ!買うから!と、思っている程度には好きだ。ちなみに以前会社で僕の隣に座っていた彼はメンブレン式のキーボードで、


「ダガダガダガ!!ドカンドカン!タッターン!!!」


という素晴らしい音を奏でる戦場の職場のピアニストだったので、異動の際にメカニカルキーボードを上げた。15m程離れた彼の異動先から軽やかな、だが激しいメカニカル(茶軸)の打鍵音が聞こえてきた笑った。まだ「あのキーボードやったやつ誰だ!」とは問題にはなっていない。ぐへへ。

そしてこの記事。

パソコンのキーボードは,なぜABC順・五十音順ではないのですか | ことばの疑問 | ことば研究館

言われてみればなんとなくしか知らんな、と思わず読み入ってしまった。記事を要約すると…

  • アルファベット配列の決定に関しては、色々な利害関係者が少しずつ変えていった結果、最後にこの形で落ち着いた。
  • カナ配列の決定に関しては、色々な利害関係者が少しずつ変えていった結果、最後にこの形で落ち着いた。

という訳。まぁそらそうなるわな。自社用のキーボードにお客さんつけちゃえば離れられないもんな。Mac使い続けてたらMacしか使いたくなるのと同じ。なんとなくWinマシンがダメなように見えちゃう。ダメじゃないんだけど。そしてこの記事を読んでいる途中で違和感が。なんかこの文章読んだことある。というかこれなんか知ってる。

キーボード配列QWERTYの謎

キーボード配列QWERTYの謎

道理で。安岡先生でした。この本はいまだにウチの本棚に置いてあります。社内報でキーボードの特集記事(?)書いてくれと言われて読んだんだった。ちなみに、この本は「本当にキーボードに興味が無いなら絶対読むな」である。アカデミックな書き方がしてあるので、軽い気持ちで読むと心が折れる。でも、読み切った後は、


「オレ、キーボード極めた」


と、言いたくなるくらいキーボードの成り立ちに詳しくなる。タイピングは早くならない。だって本だから。いつかキーボードって無くなるのかな。フリック入力よりは入力早いと思うけど、今の世の中向きじゃないよなー…。