決まったら考えるよ。

思いついたことそのまま書く。髭剃り、読書、仕事、考えたこと、調べたことを備忘録代わりに。慶應通信で大学生もやっています。

カミソリ、旅先の楽しみ

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 両刃カミソリの世界に足を踏み入れて数年、まだまだ持っている道具は入門レベルのものしかないし、「気持ちよくヒゲを剃りたい」程度の感情で向き合っている。(というかそれ以上の感情は存在しないかもしれないがw)そんな僕だが、実は出張やら旅先で楽しみにしているカミソリマターがある。どこにでもアメニティとして置いてある、「使い捨てカミソリ」だ。(※上記画像は「人材の使い捨て」(いらすとや)である。すげぇ悪意のある画像でワロタw)


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使い捨てカミソリ

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基本的には安っぽいプラスチックの柄に、申し訳程度の刃が付いたものがほとんどだ。決して素晴らしい切れ味なんかではなくて、「どうにかヒゲを剃ることが出来るもの」に過ぎない。1パス目から逆剃りなんてしようものなら旅先の朝は血塗られたものになるだろう。今回はこちら。白い柄とカミソリ部分は一体形成されており、刃を変えるという概念はなさそうだ。


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どれだけ見ても、コスト削減には知恵を絞りましたが、その剃り心地や性能は最低限で良いと思います的な状態。これだよ、これ。このいい加減な感じがたまらんのよ。

いい加減が良い理由

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 これは完全に個人的な理由。「使えないもの、不自由な状態でパフォーマンスを発揮できたオレすげぇ」と思いたいだけである。本当にksみたいな動機だが、そういう性分なのだから仕方がない(´・ω・`)ちなみに、個人的なルールとして「旅先に髭剃り関連のグッズは一切持っていかない」というものがあるので、シェービングフォームも現地調達である。無い宿泊先だとどうやったらこの低性能な髭剃りで血塗られた顔をさらさずに済むのか、ということに非常にエネルギーを使って考えることになる。そして出張の日は大抵夜遅いので、翌朝凄く眠くて時間が無い中で必死こいて打開策を考えることになる。もうホント縛りプレイもいいところ。たまらん。ちなみに失敗すると血塗られた顔で上司と部下に会うことになり、人としての尊厳を少し失う。むっちゃリスキー。素人にはオススメ出来ない。

髭剃りは決まった、あとは何で剃るか

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ダンボール箱をいかに使いこなすかが任務の成否を決定すると言っても過言ではないだろう ---M.G.S.2 ソリッド・スネーク

 この戦いは現地調達が全てである。ホテルに到着して得物(髭剃り)を見つけたら次はその相方(シェービングフォーム)探しだ。最近のホテルだと使い切りタイプのドコ製かようわからんシェービングジェルが一緒に置いてあったり、フロントで貰えたりする。だがフロントで貰うのはダメだ。現地調達の定義から外れる。現地調達の「現地」というのは「自室内」ということなのだ。

洗顔フォーム

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 少し気の利いたビジネスホテルであれば、洗顔フォームが置いてあったりする。見つけたら勝ちである。だって顔洗う石鹸でしょ?ってことは顔に優しいでしょ?ってことは髭剃りに使えるでしょ?(Q.E.D.)だがしかし洗顔フォームで肌の脂分をガッツリ落とした後にやるとただでさえ切れ味の悪い刃が肌にひっかかる(気がする)ので、基本的に顔を石鹸で洗う前に髭を剃る。これでバッチシ。

シャンプー

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 大抵はシャンプーが置いてある。というか置いてないホテルは出会ったことが無いw だから大抵はコイツで乗り切れる。誰かが言ってたのを聞いたことがあるんだ。「界面活性剤入ってればスベスベするんでしょ?」って。界面活性剤が一体どういうものなのかわかってないし、スベスベするかどうかも知らないけど、なんとなくわかりやすかったから信じるんだ。いいんだそれで。信じるものは救われるはずだから。ただし、シャンプーは香りがキツいのも結構あるので、剃り終わった後に自分の顔にまとわりつくそのニオイをどこまで我慢できるのか、という勝負になることもある。

徒手空拳

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 シャンプーの香りがとてもきつかったり、なんだかボトルを見て不安を感じたりしたら最後の手段。「徒手空拳で3パス行くぜ!」になる。こうなると熱湯で刃を温め、タオルを使って髭を蒸らし、上から下、奥から手前、下から上と丁寧に剃り上げていくしかない。このヒリつく感覚がたまらない。ヒリつくのは感覚だけでなく顔の肌という肌がヒリついているからだが。

終わりに

 良い子はマネしないように。ちゃんとアメニティを持っていくのが一番です。でもいつか、いつかね、一切合切のアメニティを忘れて髭を綺麗に剃らなきゃいけなくなったらね、この記事のことを思い出してくれても良いのよ。うん。終わり。