長女に借金させた話
我が家の長女、次女に「労働」というものを教え始めて数カ月。自分の労働を通じて手に入れた通貨を貯金箱に貯め、お小遣い帳に記載。そこに増える金額を見てニヤニヤするだけだった長女に「貯めた金を使う爽快感」と「借金という便利な概念」を教えた話。
長女の趣味
我が家の長女はそれなりにゲームが好きである。何故ゲームが好きになったのかと考えると、普通の家と比べるとゲームに触れる機会が段違いに多かったからだろうとは思う。何しろ彼女の父親は「休みの日=予定無ければ全てゲームに時間をぶち込む」という親だったから。最近は大学の勉強やらなんやらでゲームをする時間は減ったらしいが。というか減った。
そんな訳で、「お金が欲しい」という感情を呼び起こすきっかけは彼女のそのゲーム好きに起因しており、こちらのソフトCMを見たのがきっかけだった。
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しかしこのゲームを欲しいという欲求は「ばあちゃん」という強大な資本家の手によって叶えられることになり、彼女の貯金箱にはお小遣い数千円が眠った状態になっていた。
再び呼び覚まされた欲望
そして先日、彼女の父親がゼルダを売却してオクトパストラベラーを購入した某ゲームショップで新たな欲望に気付く。「あのソフトが欲しい…!」と。
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彼女は考えた。家にはこのソフトを買うだけのお金は存在している。しかし「今」は持っていない。どうする、一度家に帰ってもらってお金を準備して、それから買いにくるか…いや、あの面倒くさがりの父親のことだ、一度家に帰ったらもう車は出してくれまい。一体どうすれば良いのか―――――。
という独り言をブツブツと言っていたので「金貸してやろうか。家に帰ってから返してくれるならいいよ。」と、伝えた。あと本人の前で本人の文句言うのもやめるように伝えた。
そして購入へ
彼女は無事、父親から金を借りてゲームを手に入れることが出来た。そして「借金をする」という概念をその身で学んだ。
彼女曰く「借りていると思うとムズムズする」とのことだったのでそれなりにまともな成長をしてくれたらしい。だから「借金は便利だけど、本当に借金していいのかどうかちゃんと考えてからするように。というか子供のうちは親以外に金を借りるな。」と、伝えておいた。
険しい顔で「わかった!」とは言っていたがおそらくわかったのは「借金は便利」というところまでだろう。だから次回はもうちょっと大きな金を借金させて疑似ローンでも体験させてやろうかと思う。え?利息?しっかり頂きますよ。当たり前じゃないっすかwwwwwwwwwwwwwwwww
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
オットー・フォン・ビスマルク(1815年 - 1898年)
ほら、こーゆー素敵な言葉もあるし。ウチの子も、僕も多分賢者ではないから。ウフフ。
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